冬キャンプ考察 第3回目 酸欠編

どうも、ガッキーです。

冬キャンプ考察も第3回目となりました。

今回は酸欠のお話。

【酸欠とは】
酸素欠乏症といい、生体の維持に必要な酸素量を呼吸により取り込めない時に発生する各種症状。
頭痛・めまい・息苦しさ等や、肺水腫・脳浮腫など致命的な症状まであり、重度な酸欠では一呼吸で死に至る。

寒くなったら当たり前に使う暖房。

冬のキャンプでもよく暖房を使っている話を聞きますが、
使い方を間違えたら大変危険な存在となります。

寒いからといって締め切ったテント内やスクリーンタープ内など狭い空間で火を使ったら、
内部の酸素は消費していく一方。

人は酸素を失ったらどうなるか…。

灯油ストーブでも危険性はありますし、炭火や焚き火はもってのほか。

実際に悲しい事故は発生しています。

酸素濃度18%以下で身体に影響が出始め、6%以下になると失神、そして死亡。

酸素濃度18% … 安全下限界。対策必須。
酸素濃度16~12% … 脈拍と呼吸数の増加・集中力低下・筋力低下・頭痛・耳鳴り・吐き気等。
酸素濃度14~9% … 判断力低下・発揚状態・精神不安定・異常な疲労感・酩酊・頭痛・耳鳴り・嘔吐・記憶障害・痛みを感じない。
酸素濃度10~6% … 行動の自由がなくなる・幻覚・意識喪失・昏倒・神経障害・けいれん・死の危険。
酸素濃度6%以下 … 失神・けいれん・昏倒・呼吸緩徐及び停止・心臓停止・一呼吸で死亡。

どれも恐ろしい物ばかり…。

特に酸素濃度6%以下では、一呼吸で一瞬にして死亡してしまいます。
初期段階では自覚症状はありませんので、気が付いたときには手遅れとなっている場合がほとんどの様です。

数秒でも大丈夫というのは、まだ酸素濃度が足りている状態なだけ。
危険はすぐ目の前にあります。

酸素に強く依存している脳は、酸欠によって損傷を受けると元には戻りません。
たとえ助かったとしても、言語障害・運動障害・視野狭窄・四肢の麻痺・幻覚・健忘症など、様々な後遺症が残ります。

昔の工事現場や工場、炭鉱内等では酸欠状態で倒れている人を助けに行こうとして、次々と人が倒れていく事故も多発していました。

これぐらい大丈夫だろう、といった安易な考えが事故に繋がります。

締め切った狭い空間での火の使用は厳禁!!

外に排気を行う機器(薪ストーブ等)であれば
問題ありませんが、排気の逆流やテント内への流入には十分気を付けましょう。

どうしてもテント内等で火器を使うのであれば、十分な換気と酸素濃度計の設置を行いましょうね。

以上、酸素欠乏危険作業主任者からの酸欠のお話でした。

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